自転車を生かしたまちづくり

自転車を生かしたまちづくり堺市にある「自転車博物館・サイクルセンター」を訪問しました。

仁徳天皇陵に近い公園の敷地内(市有地)にあるこの施設は、自転車部品メーカー(釣具メーカーでもある)の「(株)シマノ」が設立した財団によって運営されています。

大きな施設ではありませんが、自転車の歴史やエコライフとのかかわりなど、展示物はなかなか面白いものでした。

Jitensya_no_machiシマノの本社は、ここ堺市にあります。

堺市はこの地域資源を使って「自転車を生かしたまちづくり」に取り組んでいます。

また「自転車のまちづくり・市民の会」という市民団体もあり、官民あげての協力体制もできているようです。

こどもへの安全教育のほか、自転車をテーマにした図画コンクールの実施など、学校教育にも自転車のまちを生かしています。

Sakai_posterさらに、駅で見かけたポスターには写真のようなPRが・・・(部分拡大は下の写真を)。

観光にも「自転車のまち」を盛り込んでおり、レンタサイクルにもスポーツタイプを用意するなど、随所に工夫が見られます。

今日は土曜日でしたので、行政の話は聞けませんでしたが、堺市には「自転車まちづくり推進室」という組織もあります。

Sakai_poster2浜松市も同じ「ものづくりのまち」として見習うべき点があるのではないでしょうか。

【写真をクリックすると拡大します】




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この記事へのコメント
その為には、自動車第一主義的な、浜松の道路行政を改革していって

頂くしかないと思います、駐車場がないから街中が廃れると言われるくらい

クルマ中心社会になっていますから、ECOの観点からも自転車は

これからの乗り物だと思います。
Posted by Buddy A at 2010年04月18日 14:02
Buddy A さん

コメントありがとうございます。

おっしゃるとおりなんですよね・・・。

浜松はクルマ依存率の高い都市です。
中心市街地では、20年以上前に「ゾーンシステム」という、歩いて楽しい街づくりを目指しましたが、現状はまったく異なっています。

ウチの息子も、今、自転車で高校に通っていますが、まちなかには通行危険箇所がいくつもあります。

公共交通とクルマ、自転車などのバランスを考えて、将来を見据えたまちづくりが求められています。
Posted by 田口 章 at 2010年04月18日 22:40
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