「オレがやらなきゃ誰がやる。今すぐしなけりゃいつできる」 小学5年の夏、転校に際し担任の先生が色紙に書いてくれたこの言葉。 半世紀経った今も忘れられない座右の銘です。 人口減少、少子高齢化、グローバル化、デジタル革命、カーボンニュートラル、防疫対策・・・ 20年30年先の将来に向けて、今やらなければならないことは山ほどあります。先送りはできません。 子どもや孫が大きくなった時に、「住んでてよかった」と思える地域社会を創っていくことが私たち政治家の責務です。 県政3期目、未来を見据え、民間企業と浜松市議会議員で培った経験を活かし「元気な静岡県」を創っていきます。
「作業所」は障がいのある人が働く小規模な施設。以前は「小規模授産所」と呼ばれていました。
2006年に「障害者自立支援法」が施行され、施設の環境は大きく変化しています。
「障がい者の就労支援を強化する」という法の趣旨自体は理解できなくはないのですが、なにせ現場との乖離は大きく、制度の不備や課題は山積しています。
政権が変わり法律の見直しが予定されていますが、就労支援のしくみや施設利用者の負担のあり方など、現場の声を十分聞いて政策反映してほしいと思います。
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施設運営では、事業所の運営費に占める人件費の割合は全国平均で63%とのこと。
それでもスタッフの給与は年収300万円とか400万円程度で、その他のマンパワーはパート・アルバイト(ボランティア)に頼っているそうです。
利用者も大変ですが、スタッフも大変です。施策の充実を図りたいと思いますが、今スグに私が議員としてできることは限られています。
しかし誰でもできることがあります。それが「授産製品」を利用することです。
作業所では施設利用者が一生懸命仕事に励んでいます。
しかし景気低迷で企業の下請け的な仕事が減っており、どこでも作業量の確保に苦労しています。それをカバーするためには、施設ごとのノウハウやアイディアを活かした授産製品の拡販がカギになっています。
私も「ブックカバー」や「ポプリ(芳香剤)」、「ポケットティッシュカバー」などなど、いくつかの授産製品を愛用しています(写真)。
こうした製品を、ぜひ、ご家庭やイベントの記念品などで使っていただけませんでしょうか。
モノが売れれば、施設が財政的に助かるだけでなく、施設で働くみなさんの励みにもなります。
浜松市役所1階にある「チャレンジドショップ わ」には、パンやカレーなどの食べ物や製品が置いてあります。
また他にも多数の施設で製品を作っていますので、ぜひ施設のHPをご覧いただければと思います。
(現在、施設を網羅しているサイトはありません。「浜松 作業所」とか、ご存知の施設名で検索してください)