「オレがやらなきゃ誰がやる。今すぐしなけりゃいつできる」 小学5年の夏、転校に際し担任の先生が色紙に書いてくれたこの言葉。 半世紀経った今も忘れられない座右の銘です。 人口減少、少子高齢化、グローバル化、デジタル革命、カーボンニュートラル、防疫対策・・・ 20年30年先の将来に向けて、今やらなければならないことは山ほどあります。先送りはできません。 子どもや孫が大きくなった時に、「住んでてよかった」と思える地域社会を創っていくことが私たち政治家の責務です。 県政3期目、未来を見据え、民間企業と浜松市議会議員で培った経験を活かし「元気な静岡県」を創っていきます。
6/26(金)、川勝知事とJR東海 金子社長が初の会談を行いました。
マスコミ各社で報道されたので、概要等はみなさんご承知のことと思います。
会談の趣旨は、「2027年開業には静岡県内の工事に時間がかかるので、追加で必要となるヤード整備を6月中に着手したい」というものでした。
“ヤード”は工事のための作業拠点のことで、JR東海は、下流側から椹島(さわらじま)、千石(せんごく)、西俣(にしまた)の3カ所で整備しています。
県はこれまでにトンネル本体工事に直接結びつかない、作業者宿舎や受変電設備などの設置は認めてきましたが、6/12、JR東海は濁水処理施設や土砂ピットなどの整備を追加で行いたいと表明しました。
会談で、金子社長は「トンネルを掘るわけではない」と強調していましたが、国交省の専門家会議で水問題の議論が解決していないことや、事前に行った流域8市2町との意見交換でも認めないことを確認しており、会談は平行線で物別れに終わりました。
また追加工事により整備面積が5haを超えることから、「静岡県自然環境保全条例」に基づき県とJR東海で協定を締結することが必要となりました(この協定は以前からありメガソーラー設置などで話題になったこともあります)。
協定締結には、環境保全のしくみについて議論するステップがありますので、ある程度の時間がかかります。こうしたスケジュールを考えるとJR東海が目標とする2027年の開業に向けては厳しい日程になりそうです。
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この問題の詳細や、県とJR東海との協議の経過などについては、県のHPに解説がありますので、詳しく知りたい方は是非ご覧ください。
川勝知事とJR東海金子社長の会談の様子はこちらからどうぞ
★ふじのくにネットテレビ(県のサイト)