1-(4) リニア中央新幹線への今後の対応

1-(4) リニア中央新幹線への今後の対応【質問】

私たちはSDGs、すなわち環境と経済をいかに両立させていくか、という世界的な大きなテーマを与えられている。リニア中央新幹線はその具体的かつ象徴的な事例だ。

国土交通省有識者会議は水資源問題については一区切りだが、今後、県の専門部会で対話が再開される。

それに並行して、県とJR東海はもちろん、地域、国、工事に携わる民間企業など多くの関係者を巻き込みオープンな場で議論すべきと考えるが県の対応は?

1-(4) リニア中央新幹線への今後の対応【答弁 難波副知事】

「命の水を守る」というのは地域社会にとって大変重要であり、私たち県民が全力で取り組んでいく問題で、リニアという大事業でそれを実現することは、SDGsの実践のモデルとして世界に発信するものになる。

日本を代表する企業であるJR東海は、このことを認識していただいているとは思うが、ぜひそれを見える形で実行していただくことを願いたい。

国土交通省の有識者会議が「中間報告」を取りまとめたことにより、県地質構造・水資源専門部会が再開される。JR東海がSDGsへ貢献するという姿勢や環境影響について真底から向き合う姿が見られない限り、社会的理解は得られないと思う。

県としては、SDGsなど「私たちはどういう社会を目指すべきなのか」のような、大きな、そして深いテーマで、多くの関係者を巻き込んだ国民的議論をオープンに展開し、社会的機運の醸成を図るとともに、トンネル工事に伴う水資源や自然環境の保全に関する地域の不安や懸念が払拭されるよう、JR東海と対話を進めていく。


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