元気の素は“ものづくり”

田口 章

2011年02月03日 23:00

グランドホテルで行われた「はままつメッセ2011」に行きました。

21回目を数えるこのイベント。200社近いブースが出され、それぞれの企業の持っている技術の粋を紹介しています。さまざまなブースを拝見しましたが、あらためて浜松の「ものづくりの底力」を感じました。

私は営業畑ですので技術的なことはよくわかりませんが、ビジネスチャンスはひょんなことから生まれるもの。一見異なる分野であっても、コラボが可能なものがあるんでしょうね。

写真上は“ハンドバイク”(モデルは徳光卓也さん)。

“スポーティな車椅子” と言えばよいでしょうか・・・。オートバイのマフラーをつくる技術を応用し、チタンフレームを加工した、軽量でスピーディな “手動自転車” です。アルミやチタンの溶接箇所がキレイでした。

ワンメイクレースなどやれば、車椅子利用者も健常者もともに楽しめるのではないでしょうか。“ユニバーサル社会”にふさわしい製品かもしれませんね。

出品企業は昨今のオートバイ生産減に苦慮しているようでしたが、「持てる技術を何かに活かせないか」と、さまざまな試行錯誤をしているようです。「販路拡大」や「企業と企業をつなげること」は行政の大きな仕事のひとつです。現場の声を聞きながら、産業政策に取り組みます。

この他、食品ブースでは地元浜松のさまざまな食材を紹介していました。

私も以前から気になっていた「浜松の卵」をゲット(写真下)。明日の朝食が楽しみです。

はままつメッセ2011は明日2/4も開催中。みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。「目からウロコ」がいっぱいありますよ。


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