2023年07月01日 14:44
県とJR東海はリニア中央新幹線静岡工区に関して、科学的な対話を進めながら整備と自然環境の保全の両立を図っている。
しかし、南アルプストンネル工事に伴うトンネル湧水の戻し方や大量の残土処理が未解決の課題となっている。
早期の課題解決のためには、事業計画の認可と国の積極的な関与と指導が必要と考えるが、県の見解と今後の対応を伺う。
国はリニア中央新幹線の整備に関与する責任がある。
環境大臣は南アルプス国立公園やユネスコエコパークの保全を強調し、国交大臣はトンネルの深層崩壊や水資源への影響を懸念している。
リニア中央新幹線建設促進期成同盟会は国の関与を要望している。静岡県も国の関与を求めている。
県は支援と指導を要請しながら、水資源と自然環境の保全と整備の両立に全力で取り組む。