2023年07月01日 14:59
不登校児童生徒が増加しており過去最多となっているが、相談や指導を受ける割合が低下しており、児童生徒が孤立している状況である。
対応としてオンライン学習支援が有効であり、デジタル教室やメタバースを活用した自治体もある。
タブレットの配布が進んでいるが、一部の学校や地域では不十分な取組が見られる。
学習とコミュニケーションの両面からオンライン支援に取り組む必要があると考えるが、所見を伺う。
県では、不登校児童生徒への支援を進めており、ICTの活用や学校とのコミュニケーション充実が重要と認識している。
学校が保護者と綿密に話し合いながら最適な支援を提供するため、「居心地よい環境チェックリスト」の活用を推進する。
さらに、協議会でICT活用の課題共有やフリースクールの最適な活用について検討し、新たな仮想空間を提供する研究も進める。
県教育委員会は、不登校の児童生徒を取り残さず多様な学びと社会とのつながりを提供することを目指す。