「オレがやらなきゃ誰がやる。今すぐしなけりゃいつできる」 小学5年の夏、転校に際し担任の先生が色紙に書いてくれたこの言葉。 半世紀経った今も忘れられない座右の銘です。 人口減少、少子高齢化、グローバル化、デジタル革命、カーボンニュートラル、防疫対策・・・ 20年30年先の将来に向けて、今やらなければならないことは山ほどあります。先送りはできません。 子どもや孫が大きくなった時に、「住んでてよかった」と思える地域社会を創っていくことが私たち政治家の責務です。 県政3期目、未来を見据え、民間企業と浜松市議会議員で培った経験を活かし「元気な静岡県」を創っていきます。
総会計4,559億円(22年度当初4,545億円)、一般会計2,750億円(同2660億円)と、前年に比べて若干の増となっています。
細かい分析はこれからやっていきますが一般会計の主な内容を速報でご紹介します。
◆歳入
★「市税収入」は底を打ったようです。
平成23年度当初予算案の市税収入は1,225億円。これは今年度当初予算に比べ+40億円で、今年度の最終的な補正予算額(1,220億円)とほぼ同水準を見込んでいます。
★「国庫支出金」が+52億円(358億円→410億円)となっています。
国会審議中の「子ども手当」の増額などを見込んでいますが、国の財源はホントに大丈夫でしょうか・・・。
★「市債」の発行は、22年度の292億円→267億円に抑制しています。できるだけ借金に頼らない行政運営は良いことです。
★「諸収入」が10億円増えていました。こりゃなんだ・・・?と思ったら、“行って来い”の内容でした。
「医療センター」の経営方式を変更(「利用料金制」といいます)するため、一時的に現金が足りなくなることが見込まれ、「医療センター」に一般会計から10億円を貸し付け、年度内に150万円の利息とともに返してもらうということのようです。市全体の連結会計でみれば実質的なおカネの動きはありませんので、一般会計の水増し(かさ上げ)のようなものですね。
◆歳出
★「扶助費」は大幅アップ。子ども手当(+46億円)や生活保護費(+29億円)の増などで、前年の511億円→592億円と81億円の増です。
子ども手当の総額は192億円にものぼり、一般会計の7%を占めています。給付方法には工夫が必要です。
生活保護世帯はH22年9月時点で4888世帯。1年前に比べ約1000世帯増えています。
★「投資的経費」は抑制されています。大型公共事業が終了したため22年度当初の455億円→420億円と減少しています。毎年、補正予算で追加されますが、相変わらず厳しい状況です。
◆総市債残高は、22年度末見込みの5267億円→5161億円と▲106億円の減を見込んでいます。平成26年度末に5000億円未満という、中期財政計画の目標にむけて着実に減少しています。
◆平成23年度予算を家計に置き直した資料を作ってみました。いかがでしょうか?
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17日から始まる定例会に向けて準備を進めています。
特に(くどいですが)フラワーパークの投資額については、正式に議会に図られることなく、当初予算の主要事業の一つに位置づけられています。
入場目標60万人、4億5710万円の投資という「再生計画」の是非については、とことん議論します。
“なんだかんだ”とバタバタしていますが、やるべきことはしっかりやらねば・・・。