これまでこのブログでは、市政経営に対して、辛口の意見をたくさん書いてきました。
今後、市政経営について、あまり書くことはないかもしれませんが、期待を持って1つご報告します。
浜松市の行政マネジメント改革は、まだ決して十分ではありませんが、カイゼンの兆しも見えています。それが「Good Job 運動」です。
「Goog Job運動」は「改善活動」。意識改革の指標の一つともいえます。
市では、年間、1人1件の約6000件を目標にしています。
しかし、平成20年度はわずか933件、平成21年度は、若干伸びたものの2655件でした。
今年度の最新データによると、22年4月から23年1月までの10ヵ月間で、4399件となっています。
消防局のように、当初から積極的に取り組んでいる部門のほか、今年度は各区役所や学校教育部、土木部などでもずいぶん取り組まれています(他にも書ききれませんが、多くの部門が頑張っています)。
目標には達しないかもしれませんが、徐々にカイゼン意識が広がっているのかな…と思います。
小さなカイゼンの積み重ねが、組織には大きな変化をもたらします。
たとえば「チャレンジミーティング」をやっている部門は、政策・事業シートを見れば、だいたいわかります(しっかり作りこんであります)。
議会と当局が、両輪となって、市政改善に取り組んでいかないといけませんね。
★過去記事(2010.6.17)