富士山静岡空港と天浜線

常任委員会2日目。今日は文化・観光部の審査を行いました。

マスコミのみなさんが多数おいででしたが、お目当ては富士山世界文化遺産登録に関連した諸施策でした。私は質問しませんでしたが、他の議員から「協力金」や「安全確保」などホットな質問が出されました。明日の報道でごらんください。

私の所管事務調査項目は…、

1.天竜浜名湖鉄道(株)の経営状況

2.富士山静岡空港の利活用促進と今後の計画

3.農林漁家民宿

…の3点。富士山などホットな話題もある中でしたが、ちょっとマニアックな質問にしました。

交通インフラである1.2.が文化・観光部の所管というのが、違和感を感じないでもないのですが、今日のメインテーマにしました。

1.は、2月定例会の条例改正により、外郭団体等の経営状況の議会報告対象団体を、出資比率50%から25%に拡大しました。資料を見ると、今年度新たに出資比率39%の「天浜線」が報告されていたので取り上げました。

財務諸表を使っての質問だったので、ちょっと細かかったですが、平成26年度からの経営計画策定にあたり、議会としての経営チェックは欠かせません。

浜松市議会当時、3セク株式会社(フォルテ)の解散を議論した経験から、私は外郭団体の経営チェックを重要視しています。いくつか課題提起させていただきました。

2.は、本会議でのわが会派の野澤会長からの代表質問の答弁を受けて、掘り下げるための質問をしました。今年度、富士山静岡空港は増築に向けての検討が行われます。総合計画での目標利用者数70万人との関係などについて質しました。

行政の投資は「減価償却」の概念がないので過剰投資になりがちです。安易な需要予測に対してちょっと釘を刺したつもりです。

3.は、これまでもブログで紹介していますが、個人的な趣味の世界です。県内第1号で、私も時々お邪魔する「くんま遊楽亭 たべや」さんは、ちょうど8/4で開業2年を迎えますが、これまでの宿泊者は299人、2号の「同 あそびや」さんは約1年半で143人、ほぼ同時期に開業した水窪の「つぶ食 いしもと」さんは110人とのことでした。

中山間地域振興は県内の均衡ある発展のために、目を向ける必要があります。行財政改革でムダをなくし、派手な事業や施策ではない部分に光を当てることも大切なことだと思います。


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