「オレがやらなきゃ誰がやる。今すぐしなけりゃいつできる」 小学5年の夏、転校に際し担任の先生が色紙に書いてくれたこの言葉。 半世紀経った今も忘れられない座右の銘です。 人口減少、少子高齢化、グローバル化、デジタル革命、カーボンニュートラル、防疫対策・・・ 20年30年先の将来に向けて、今やらなければならないことは山ほどあります。先送りはできません。 子どもや孫が大きくなった時に、「住んでてよかった」と思える地域社会を創っていくことが私たち政治家の責務です。 県政3期目、未来を見据え、民間企業と浜松市議会議員で培った経験を活かし「元気な静岡県」を創っていきます。
前武雄市長の樋渡啓佑氏の講演を聴きました。以前からいちどお話をうかがってみたいと思っていたのがやっと実現しました。
研修タイトルは「行財政改革の手法」「人口減少時代の自治体経営」でしたが、氏が進めてきた武雄市のブランディング戦略がよくわかりました。以下に備忘録的に概要をメモします。
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講演①行財政改革の手法
カギは「行革プラン」。まず財源ねん出目標をチェック。将来像をどう見るか。KPIは改善点の見える化が重要。すべて数値をベースに評価する。
住民は見えるものしか評価しない。また劇的に変わらなければわからない。
コスト削減だけでなく歳入確保を。一番は税収アップ。そのための知恵を出す。
施設整備は民間と組む。武雄市は図書館と市民病院で民間を最大限活用した。
県の役割は広域的な調整。人はもっと減らせる。市町に出せばよい。県庁内で競わせる組織を作らないといけない。今はヨコ串を刺すものが無い。知事になっていたら、組織を事業部制から地域制に変えようと思っていた(民間企業でもよくある話ですね・・・)。
講演②人口減少時代の自治体経営
地方創生総合戦略の評価を活用する。できていないところを見える化。
人口減少のメリットとデメリットを正しく評価することから始める。
少子化対策事例は内閣府・厚生労働省等のHP「すくすくジャパン」を参考に。全国市長会HPにもさまざまな事例が紹介されている。
将来どういうまちを創っていくかまちづくりブランディングが大切。
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「行財政改革は地味な仕事」と思っていましたが、樋渡前市長にかかると、なかなか派手ですね。「住民は見えるものしか評価しない」とは言い得て妙ですが、私は地道にやっていくのが大切だと思います。