「オレがやらなきゃ誰がやる。今すぐしなけりゃいつできる」 小学5年の夏、転校に際し担任の先生が色紙に書いてくれたこの言葉。 半世紀経った今も忘れられない座右の銘です。 人口減少、少子高齢化、グローバル化、デジタル革命、カーボンニュートラル、防疫対策・・・ 20年30年先の将来に向けて、今やらなければならないことは山ほどあります。先送りはできません。 子どもや孫が大きくなった時に、「住んでてよかった」と思える地域社会を創っていくことが私たち政治家の責務です。 県政3期目、未来を見据え、民間企業と浜松市議会議員で培った経験を活かし「元気な静岡県」を創っていきます。
【質問】
県営住宅は県有建築物の22.8%を占めており、再生整備は官民連携手法を活用し、民間資本やアイディアを活かした事業を進めていくべき。
来年度当初予算案に浜松市にある県営佐鳴湖団地の再整備に関する債務負担行為が計上されている。
全国では余剰地の売却や福祉関連施設の併設など、地域事情に応じた多数の官民連携事例がある。佐鳴湖団地は、浜松市内の一等地であり、多文化共生地域という特徴もある。公営住宅全体でみればダウンサイジングも必要だが、地域ニーズを考慮した進め方についてうかがう。
【答弁 鈴木くらし・環境部長】
県営住宅は「県営住宅再生計画」に基づき平成28年度からの10年間で、管理戸数約1万5千戸を1割削減することとし集約しながら再生整備している。
佐鳴湖団地は最長10年間で13棟580戸を解体し440戸程度に建て替える大規模事業であり、事業費削減や工期短縮を期待しPFI手法を取り入れることにした。
良好な住宅地に調和した景観や多世代、多文化の交流に配慮した団地とし、地域住民の皆さんの生活の利便性向上に資する余剰地活用や建て替えに伴う移転支援でも外国人県民や高齢者に寄り添った提案をPFI事業者に求めていく。