「オレがやらなきゃ誰がやる。今すぐしなけりゃいつできる」 小学5年の夏、転校に際し担任の先生が色紙に書いてくれたこの言葉。 半世紀経った今も忘れられない座右の銘です。 人口減少、少子高齢化、グローバル化、デジタル革命、カーボンニュートラル、防疫対策・・・ 20年30年先の将来に向けて、今やらなければならないことは山ほどあります。先送りはできません。 子どもや孫が大きくなった時に、「住んでてよかった」と思える地域社会を創っていくことが私たち政治家の責務です。 県政3期目、未来を見据え、民間企業と浜松市議会議員で培った経験を活かし「元気な静岡県」を創っていきます。
昨日、来年度当初予算編成に向けた県の方針が示されました。
★平成26年度当初予算編成要領(県のサイト)
先日の一般質問で財政の危機的状況を取り上げただけに、昨年度とどう変わっているか、注目していました。
財源不足は430億円。それを解消すべく、基金の取り崩し(250億円)と歳出削減(180億円)を予定しています。
歳出削減のため、効率化のための数値目標(シーリング)が、25年度の△10%から△15%に厳しくなっています。
15%削減の対象となる「投資的経費」と「政策経費」等は、本来、県民サービス向上のための予算ですが、これが年々削られている事になります。
この数字をみると確かに厳しいとも言えますが…、残念ながら「予算編成要領」の文書を読む限り、ほぼ前年のコピペです。これで危機意識の共有化が図れるでしょうか…。
地震・津波対策アクションプログラム2013が策定されたこと、総合計画の基本計画が新たに策定されること、消費税増税など国の地方財政対策が読めないことなど、いくつかの変化点があるにもかかわらず、ドラスティックな変化は見えません。
「ああ、またか・・・」で終わらず、抜本的な見直しにつなげないといけません。
今後、決算審査で24年度の数値を元に、歳入歳出をチェックしていくとともに、12月に予定している予算要望で一層の行財政改革を求めていきたいと思います。