「命」を守る危機管理

「命」を守る危機管理被災されたみなさんにお見舞い申し上げるとともに、1日も早い復興を支援したいと思います。

さて、静岡県が策定した「総合計画」では、その最初の項目に「『命』を守る危機管理」をあげており、その冒頭で、「“ふじのくに”危機管理計画(仮称)」を策定し、実践的な訓練を実施する、と記載しています。

その「危機管理計画」には、「地震、風水害、原子力災害、国民保護事案、感染症など・・・あらゆる危機への予防対策、応急対策、復旧・復興対策を定める」としています。

今回の震災は、まさにその必要性を再認識させるに十分なものでした。想定外の津波や原子力災害に対し、県は待ったナシでこの議論を進める必要があります。

市町との連携も重要です。防災対策にはソフト施策とハード施策がともに必要になります。

私の住む浜松市西区でも、従来定められている「避難場所」では、大津波の襲来に耐えられないところがあります。民間施設と災害時の避難場所の協定を結ぶほか、場合によっては避難場所の確保も必要になるでしょう。

今日、建設会社の方から、「10mを超える津波には、防潮堤はもたない(水圧で壊れる)」という話も聞きました。

内閣府の「防災情報のページ」にはさまざまな津波対策の事例があります。静岡県の事例もありますが、2階建て程度で大丈夫か・・・、再度の検証が必要です。

★防災情報のページより(内閣府)(PDF)

【写真は三重県大紀町の錦タワー(上記資料より引用しました)】


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