校庭にミカン?

校庭にミカン?ウソのような話ですが・・・、先月宮崎県日向市で「小学校の校庭にミカンを植えた」として、今日、男性が逮捕されました。男性は「自分の土地」と主張しているようです。

市は「85年前(!)に売買契約が成立している」としていますが、「土地の所有権が市に移転されていない」こと、「固定資産税を課税していた」ことなどから、20年近くにわたって土地の所有権を巡って話し合いをしていたらしく、市側にも相当な問題がありそうです。

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浜松市では、現在、「学校の借地解消」に取り組んでいますが、相続などで土地の所有者が変わった時に、“何かの拍子”に「まさかそんなことは・・・」と思っていたことが、ホントに起きても不思議はない、ということですね。

強硬手段に訴えた男性の手法はいかがなものかと思いますが、世の中「性善説」ばかりではない・・・ということで、借地解消の必要性がよくわかる事例です。

行革審の卓見には、あらためて感心させられます。

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写真は「臥竜桜(樹齢1100年)」。

昨年4/19に撮影したもので、これからのドライブ・ツーリングにオススメです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

★桜を追って(09.4.19のブログ)

(写真と記事とはまったく無関係です・・・^^;)


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この記事へのコメント
みかんの事件、というより借地解消には強く同感です。

また、危機管理という側面も大事かと思います。
うちの市の危機管理課が本当に機能しているかは疑問ですが…
Posted by 山崎しんのすけ at 2010年04月06日 23:35
しんのすけ 殿

コメント&「お気に入り」登録ありがとうございます。

先日の「ユビキタスフォーラム」で地域ポータルサイトの重要性をうかがい、「はまぞう」に仲間入りさせていただきました。

ここを使った、議員同士の「やりとり」もおもしろいかもね。

「危機管理(リスクマネジメント)」の範囲はホントに幅広いですね。

最初は「地震対策」、次に「コンプライアンス対策」、そして「インフルエンザ対策」と、ここ数年の間だけでもどんどん広がっています。もちろんこれ以外の分野にも対象となるものはあるでしょう。

浜松市の場合、昨年度までは生活文化部の防災担当部門(課)でしたが、今年度は総務部に移管されました。しかし、私たちの会派では、市長直轄にすべきではないかと考えています。

いかがでしょうか?
Posted by 田口 章 at 2010年04月07日 19:03
ご返答ありがとうございました。

危機管理については、僕も質問させて頂いた通り、市長直属にすべきだと思います。
というか、このご時勢に危機管理を脇に置かなくてどうするって感じですが・・・

最近では、危機管理のダメージコントロールについて注目しています。

行政に限らず、企業も含めて日本はこれが弱い。

危機回避を達成できた場合の正当な評価がなされれば、危機管理の見方が変わると思います。
何か起きたときに、非難されるだけの部署では成り手が育ちませんよね!
Posted by 山崎しんのすけ山崎しんのすけ at 2010年04月14日 12:15
危機管理については同感です。

その他の市政課題についても、お互いの立場で、しっかりチェックしていきましょうね。
Posted by 田口 章田口 章 at 2010年04月14日 23:23
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