新潟州構想

今月初めに、新潟県と新潟市が検討している「新潟州構想」について、検討委員会(座長:北川正恭氏)からの報告書が提出されました。

★新潟州構想(新潟市のサイト)

資料中の「報告書概要版」がわかりやすいと思います。

ボリュームが大きいので、まだ細かいところまでは目を通していませんが、「州構想」という割には、国-州-基礎自治体のあり方は描かれておらず、私には「全体最適をめざす自治体の役割分担」を議論しているような気がします(読み込み不足だとしたら申し訳ありません…)。

もちろん参考になる部分もあります。地域主権改革の意義や国からの権限移譲、県と市の二重行政の効率化など、これまでも議論されてきた項目をベースに、具体的に「6課題」を列挙し検討を深めることとしています。

*6課題…公営住宅、文化施設、感染症対策、食品衛生、特別高度救助隊、ハローワーク

いずれにしても「近接性・補完性の原則」に基づき、市民・県民にとってよりよい行政のあり方を考えていかねばなりません。

静岡県でも、浜松市と静岡市が「特別自治市研究会」を立ち上げ検証しています。この秋にも提言が出される見込みですが、県の受け皿も整えておく必要があります。


同じカテゴリー(13.その他・政治関係)の記事
未来共創
未来共創(2022-11-30 19:10)

新政しずおか
新政しずおか(2022-11-26 21:09)

4期目の所信表明
4期目の所信表明(2021-07-02 22:34)

民主主義と権威主義
民主主義と権威主義(2021-03-31 21:35)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
新潟州構想
    コメント(0)