「オレがやらなきゃ誰がやる。今すぐしなけりゃいつできる」 小学5年の夏、転校に際し担任の先生が色紙に書いてくれたこの言葉。 半世紀経った今も忘れられない座右の銘です。 人口減少、少子高齢化、グローバル化、デジタル革命、カーボンニュートラル、防疫対策・・・ 20年30年先の将来に向けて、今やらなければならないことは山ほどあります。先送りはできません。 子どもや孫が大きくなった時に、「住んでてよかった」と思える地域社会を創っていくことが私たち政治家の責務です。 県政3期目、未来を見据え、民間企業と浜松市議会議員で培った経験を活かし「元気な静岡県」を創っていきます。
あらためて被災地の一日も早い復興をお祈りするとともに、私たちに与えられた仕事を着実にしていかねばならないことを再認識しました。
写真は今朝の佐鳴湖。年2回ある「クリーン作戦」があったので参加しました。最近は水質だけでなく環境もずいぶん改善が進んだと思います。市民のみなさんのお力ですね。
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さて昨日書いたとおり、常任委員会も終わり一息つくことができたので、県予算の全体像もまだまだ把握できていないのですが、浜松市の平成24年度事業などについて調べました。
やっぱり「前浜松市議」ですから気になるんですよね。本当は県議会前に見て意見反映すべきだったと思いましたが、今回は後手を踏んでしまいました。
余談ですが、浜松市のHPは以前に比べて見にくくなったのではないでしょうか? 私が最近見なれていないだけでしょうか・・・。下記のどちらもトップページから探すことができませんでした(ヤフーのキーワード検索で探しました)。
★平成24年度施政方針(やすとも市長が本会議で話した内容)
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両方を見た印象ですが…、
○まず地域主権時代における基礎自治体として “しずおか型特別自治市”の実現に向けての強い意思を感じました。
県としてしっかり受け止める必要がありますが、数ヵ月前、こうした動きへの “受け皿”を聞いたところ、「従前の組織で対応する」とのことでした。
それじゃダメですね。「新しい酒は新しい革袋に盛れ」です。
静岡県には以前、内閣府の「地方分権改革推進委員会」の事務局に派遣されていた職員さんもいるそうなので、ぜひお話を聞いてみたいと思っています。
○「産業振興」への意欲もうかがえます。
「次世代輸送用機器」「健康・医療」「新農業」「光・電子」「環境・エネルギー」そして「デジタルネットワーク・コンテンツ」の6つのリーディング産業をベースに、「ものづくり特区」を活かした土地活用も検討しているようです。
産業政策は広域行政とも深いかかわりがありますので、県としてもサポートしないといけませんが、最後の「デジタルネットワーク・コンテンツ」は、県としてもまだ手つかずです。
○「小規模火力発電の研究」というのがありましたが、初めて聞きました。また調べます。
○「多文化共生」や県でいう「内陸フロンティア」も着実な推進を計画しているようです。
○県内初となる「施設一体型 小中一貫校」にも期待ができそうです。「国際コミュニケーション科」「ふるさと科」なんて授業もやるようですが、面白そうですね。
○「区制の見直し」は、住民投票制度の活用を含め、多くの市民の意見を聞くということで、市民アンケートを “全戸配布” で行うとのこと。また自治会・経済界・議員・有識者を交えた市民会議を開催するとのことです。24年度事業の大きなポイントのひとつです。
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個別事業としては・・・、
○JR天竜川駅から遠鉄上島駅間の環状バスの実証運行が予定されていました。市内西部でも早く実現してほしいですね。
○JR浜松駅南口と駅南地下駐車場の改善にも着手するようです。平成25年度末に地下駐車場が県から移管されるのに合わせて「送迎レーン」の確保を進めるのですが、今の状況はヒドイですから、早く改善する必要があります。
○こどもたちに「IT分野のプログラミング技術」を教える課外講座の開講も計画されています。地域人材を活かした浜松ならではの取り組みで、都市間競争に打ち勝つ人材を育成したいですね。
・・・・・・とまあ、書けばきりがありません。
県政といえども基本は基礎自治体の事業です。これを踏まえて、広域自治体としての役割を考えなければいけませんので、しっかり見ておかねばいけませんね。