「オレがやらなきゃ誰がやる。今すぐしなけりゃいつできる」 小学5年の夏、転校に際し担任の先生が色紙に書いてくれたこの言葉。 半世紀経った今も忘れられない座右の銘です。 人口減少、少子高齢化、グローバル化、デジタル革命、カーボンニュートラル、防疫対策・・・ 20年30年先の将来に向けて、今やらなければならないことは山ほどあります。先送りはできません。 子どもや孫が大きくなった時に、「住んでてよかった」と思える地域社会を創っていくことが私たち政治家の責務です。 県政3期目、未来を見据え、民間企業と浜松市議会議員で培った経験を活かし「元気な静岡県」を創っていきます。
「中小企業の経営課題と成長・発展に資する戦略」という講演を聴きました。講師は明治大学政治経済学部教授の 森下 正 氏。
グローバル化や高度情報化、人口減少など、経営環境変化の中、今後の中小企業経営のあり方などについてお話いただきました。
まずグローバル経済での日本の国際競争力について、「アジアや中南米諸国の製造業が強くなったため、日本のシェアは下がったが、競争力は低下していない」とし、日本の役割の変化を指摘。変化に応じた“パラダイム転換”が必要と述べていました。
ここでいう“パラダイム転換”とは、外的要因を受け入れるだけでなく、自分たちから変わることが大切とも。「これまでのやり方や考え方を全面的に見直せ」ってことでしょうね。
続いては「中小企業の経営課題」。タイトルの「経営革新の3分野」は、次の点です。
①新製品の生産、新サービスの提供、新生産方法の導入など生産面(製品・技術、改善活動など)
②新販路開拓、新物流系統等のマーケティング、営業活動面
③新組織形成等の組織面(採用、人材育成、目標管理、管理会計など)
大学の調査によると、20人以上の中堅企業においても、「若手人材の採用・育成」、「中間管理職と後継者確保」、「産学・企業連携の情報や場の不足」、「販路開拓機会の不足」などで苦労している様子がうかがえました。
これをみると、上記①はある程度できていますが、②③が課題ということのようです。
これを支援するのが業界団体や行政の役割といえそうです。「県境を越えた販路開拓支援」や「中小企業と大学・大学生をつなぐこと」など、いくつかのヒントをいただきました。
販路開拓では、大阪府のMOBIOが参考になります。
学生とのマッチングでは、「はままつメッセで学生の就職フェア(企業発見)をやっては?」と提案しましたが、この時期大学は後期試験の最中で、なかなか学生が集まりにくいとのことでした。来週行われますが、今回はどうでしょうか・・・。
好事例のホームページもいくつかご紹介いただきましたので、また見て、面白いものがあればアップしたいと思います。